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第10回 ホンダNSX〜アルミのモノコックボディが何よりの見どころ

2006年11月10日

スーパーカーと似て非なるホンダNSXのスタイリング。これでもうひと回りコンパクトで緊迫感のあるスタイリングだったら・・と指摘するクルマ好きも少なくなかった

前回、トヨタ・ソアラを紹介し、1980年代のトヨタがイメージリーダーとすべく技術を盛り込んで送り出したモデル、と位置づけた。それがそのまま10年後のホンダNSXに共通する。

しかし、10年間の技術的進化、またホンダというメーカーのチャレンジ精神は、オーソドックスかつコンベンショナルなソアラとは対極に位置するクルマとして登場させた。

ホンダNSXの一番の見どころはボディ/シャシーをすべてアルミのモノコックで生産したことである。書けば簡単なことのように思うかも知れないが、アルミという金属は鉄に較べて約1/3という軽量である反面、引っ張り強度、伸展性が低いことから加工しにくく、また通電性がよすぎて溶接もしにくいという、クルマのボディを形づくるには難しい特性を持つ。

ホンダは、神戸製鋼、アルミスカイ両社との共同開発した専用素材を用い、このクルマのための専用組立ライン、さらには大量に電流を要するアルミ溶接のために変電所までつくるという力の入れようだった。

見所はそれだけではない…。

■詳しい内容はこちらをご覧ください。

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いのうえ・こーいち

理工系大学院修了。日本写真家協会(JPS),日本写真作家協会(JPA)会員。
主な連載誌は,小学館「ラピタ」,日本カメラ社「日本カメラ」,エイ出版「東京生活」,サドルシューズ「ミニフリーク」など。クルマをはじめとして,乗り物全般を愛好する。著書には「客車好き」(JTBパブリッシング),「ぼくの好きな時代,ぼくの好きな車たち」(エイ出版),「クルマ好きはやっぱりフェラーリが好き」(二玄社),「アルファ156」(経林書房),「世界の自動車100点」(講談社),「世界の名車」30巻(保育社),「男の鉄道ホビイ」(エイ出版社)などがある。

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