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第9回 トヨタ・ソアラ 1981 〜 レクサス・ブランドに組み込まれた、元祖ラグジュアリー・クラス

2006年10月13日

トヨタ・ソアラはラグジュアリーなパーソナル・クーペというポジションを先取りしたモデルとして、トヨタの意欲が感じられるものだった。これは最初のマイナーチェンジ後の姿

昨今の国内の話題の大きなひとつは「レクサス」ブランドの進出であろうか。そのレクサス・ブランドの個性派がSC430だ。いうまでもなく、新たにレクサス・ブランドに組み込まれた、ラグジュアリー・クラスのパーソナル・クーペ、元トヨタのソアラである。

このソアラというクルマ、いまから四半世紀前に誕生したときはいろいろな興味深いコト、モノが詰め込まれた、ひと味違う注目すべき1台であった。モノとしての注目点を先に述べるならば、それまで2.0Lというのを大きな区切りとしていた国産車で、2.8L、DOHCエンジン搭載の本格的グランツーリズモという新カテゴリーに投入されたこと、シャシーから新設計だったこと、エレクトロニクスを積極導入しわが国で初めてすべてディジタル表示のメーターパネル採用、空調等を強化し大きなリア・クウォータ・ウィンドウを固定式にしたこと、トヨタにとって初のプレスドア採用などの新機軸が加えられていた。

そして、一般の量産モデルとは少し異なるアプローチで開発、生産、販売が行なわれたことも特筆すべき点であった…

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いのうえ・こーいち

理工系大学院修了。日本写真家協会(JPS),日本写真作家協会(JPA)会員。
主な連載誌は,小学館「ラピタ」,日本カメラ社「日本カメラ」,エイ出版「東京生活」,サドルシューズ「ミニフリーク」など。クルマをはじめとして,乗り物全般を愛好する。著書には「客車好き」(JTBパブリッシング),「ぼくの好きな時代,ぼくの好きな車たち」(エイ出版),「クルマ好きはやっぱりフェラーリが好き」(二玄社),「アルファ156」(経林書房),「世界の自動車100点」(講談社),「世界の名車」30巻(保育社),「男の鉄道ホビイ」(エイ出版社)などがある。

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