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第13回 いすゞ・ベレットGT〜全輪独立懸架の小気味よい小型GT

2007年1月30日

ベレットGTには受注生産でファストバックという特装版がつくられた。リア・シートを倒すことができた

「ベレル」の妹分として名付けられる

いすゞというブランドの名を訊くことすら稀になってきたが、かつてはトラック、バスそして乗用車のブランドとして、独自のポジションを持っていた。

旧くは1950年代に英国ヒルマン車のノックダウンにはじまり、1960年代には自社開発のベレル、さらに小型車ベレットとつづく良き時代のいすゞ乗用車群は、それぞれにどこか光るところがあった。発展期にあったわが国産車メーカーの中にあって、メカニズムに凝った技術志向のブランドというイメージを強く打ち出していた。

そんないすゞの小型車、ベレットは1963年に発売され、モデルチェンジをつづけながら1973年まで生産された。ベレルの妹分ということでベレットと名付けられた辺りからも窺えるように、多分に欧州志向のクルマであった。すなわち、小排気量で高性能なエンジンにちょっと硬めのサスペンションの組み合わせで、きびきび走ることが目指された。

当初はベレット1500として登場するが、間もなくベレットGT、さらにはベレットGTRとバリエーション展開していったのも、その目指す方向性に叶ったものであった…

■詳しい内容はこちらをご覧ください。

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いのうえ・こーいち

理工系大学院修了。日本写真家協会(JPS),日本写真作家協会(JPA)会員。
主な連載誌は,小学館「ラピタ」,日本カメラ社「日本カメラ」,エイ出版「東京生活」,サドルシューズ「ミニフリーク」など。クルマをはじめとして,乗り物全般を愛好する。著書には「客車好き」(JTBパブリッシング),「ぼくの好きな時代,ぼくの好きな車たち」(エイ出版),「クルマ好きはやっぱりフェラーリが好き」(二玄社),「アルファ156」(経林書房),「世界の自動車100点」(講談社),「世界の名車」30巻(保育社),「男の鉄道ホビイ」(エイ出版社)などがある。

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