風の吹き出し口が見あたらない

年々,暑くなる日本の夏。できることなら自然の風を部屋に取り込んで暮らしたいものだが,都会に住むと,そんな悠長なことは言っていられない。
で,エアコンを使うわけだが,私,男のくせに,エアコンや扇風機の風がちょっと苦手。「まるで女みたいだ」と友人には言われるが,風が直接体に当たると,体が疲れてしかたがない。このへんの感覚は,断じて女の人のほうが理解してくれる率が高い。
夏になると,エアコンのルーバーの下にボール紙をくっつけ,なるべく風が天井に向かうように工夫をしたりもしているのだが,角度の設定が難しく,なかなか思うようにいかない。冷えるけれど,風の当たらないエアコンはないものか。
昨年,松下電器が発表したエアコンを見たとき,「これだ!」と思った。吹き出し口に大きな羽がつき,この羽が動くことで,冷風は上に,温風は下にといった具合に,上手に気流をコントロールしていたのだ。
しかし,シャープから登場したエアコンを見て,もっと驚いた。通常の,風の吹き出し口が,見あたらないのである。
シャープの新製品は,「U-SXシリーズ」。6畳用から20畳用まで,全6タイプある。このシリーズで特徴的なのは,なんといってもその外観だ。





