薄型テレビというと、プラズマの松下、液晶のシャープがクローズアップされる傾向にあるが、この春、存在を誇示したのが、日立「Wooo」の01シリーズだ。
新シリーズには、フルHD対応の「ALISパネル」を採用したXRと、通常のパネルを使ったHRの2種類がある。どちらも画質はかなりいいが、それ以上におもしろいのが録画機能だ。HDDレコーダーを内蔵しているのは従来と変わらないのだが、HDDが必要に応じて増やせるようになったのだ。発売前に見る機会があったので、XR(50型プラズマ)を例に紹介しよう。
内蔵HDDがいっぱいになったら追加すればいい
録画もできる「Wooo」は、テレビ単体で録画が可能。テレビの周辺にケーブルがはい回ることもないから、スッキリするし、何よりも面倒がない。それは大きなメリットなのだが、HDDの容量が不足したときに、レコーダーを買い換えたり、HDDを交換したりするのは難しい。この問題を解決したのが、新規格の「iVDR」だ。

日立をはじめ、シャープやパイオニア、トヨタなど50社がコンソーシアムを作って決めた新しい規格で、SDカードなどと同じように使えるメディアだ。
この規格には、デジタル放送のフルハイビジョン映像をそのまま録画できるセキュア対応の「iVDR-S」と、アナログ放送のみ使用可能な非セキュア対応の「iVDR」がある。フルHD映像を録画できる50型プラズマの「XR」が搭載したのは、もちろん「iVDR-S」だ。
規格の中身はなかなか面倒なのだが、使い方はいたって簡単。テレビ正面に向かって右側に「iVポケット」と呼ばれるスロットがあり、ここに別売りの「iVDR-S」メディアを差し込むだけ。「XR」には250GBのHDDが内蔵されているが、それがいっぱいになったら、追加すればいいのだ。これで、DVDにダビングして、HDDに録画した番組を消去する、という手間から解放される。





