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押しても引いてもゴミを吸引する最強マシン―紙パック式掃除機

2007年3月29日

昨年あたりから,掃除機の流れが紙パック式に戻りつつある。しかも,高級機種が売れている。各社から続々と登場する魅力的な掃除機を見ていると,どうも,「サイクロン式はダイソンにおまかせ」という流れさえ感じる。

松下電器が先頃発表した掃除機「MC-P7000JX」もそのひとつ。メーカーでは相当に自信があると見えて,メディア向けに大量の貸出機を用意しているという。「ならば借りてみよう」ということで,4月25日の発売を前に,1週間ほど借りてみた。

吸い込み仕事率は最強。べらぼうによく吸う

写真を見たときには「ヘンな格好だなあ」と思ったのだが,実物を見ると,意外に悪くない。取っ手が前側にあるのも,なかなか使い勝手がいい。

だが,何よりも驚いたのが,そのパワー。手持ちの掃除機(これも1年前の松下製)で掃除したあとに新型で掃除をしてみると,センサーのランプが光る。まだゴミがあるのだ。試しに紙パックを開けると,細かなゴミがうっすらとはりついている。掃除をしたあとのフローリングを見ると,少しツヤが出てきたような印象さえある。わが家の掃除機とは別物だ。

モーターの効率がかなり上がった。従来と同じ消費電力で業界最強パワーを実現

吸い込み仕事率の表示基準が変わっため,数値は590Wに下がったが,以前の600W以上の掃除機より,明らかに強い。なかなか掃除のしにくい壁際にたまったホコリも,ノズルを近づけただけで吸い込む。うっかりタオルやビニール袋に先端をぶつけようものなら,アッという間に紙パックの中に収まってしまうのだ

消費電力は,最強で運転しても1000Wと,従来と変わらないから,モーターやファンの効率が,相当に上がっているのだろう。空気の通り道も,抵抗が少なくなるように改良が加えられているに違いない。現時点では最強と言っていいだろう。

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