男性向け料理教室が人気を呼ぶなど、男性の料理への関心が高まっている。イタリア料理やワインブームにのって、本格的な料理を趣味の延長線上で楽しむ男性も増えている。男性をターゲットにした料理のレシピ本や素材などのうんちく満載の料理雑誌も花盛りだ。
最近では、総菜や弁当などで済ます中食や外食が増えている傾向もあるが、それ以上に定年後のライフスタイルを充実させたい50代以上のシニア層が料理にのめりこんでいる。シニアに限らず、30代、40代と、料理に夢中になる年齢層も広がっている。そこで今回はこれから料理を始めたい、料理に興味がある男性のために、オススメの調理器具や料理教室、料理本、とっておきのレシピなどを紹介しよう。
文=高島 三幸
本当に料理する男性は増えている?
週1回以上料理をする人が8割

表1 自宅での料理頻度
出典「電通トレンドボックス・リサーチ」
電通トレンドボックス・リサーチの調べによれば、自宅で月に1回以上料理をする男性400名に調理の頻度を聞いたところ(表1)、「ほとんど毎日」23.5%、「週に4〜5回」10.8%、「週に2〜3回」21.0%、「週1回程度」が22.8%で、全体の約8割弱が週に1回以上自宅で料理をしている。
料理をすることに対しての考え方(表2)を見ると、最も多いのが「料理をすることが大好きだ」46.5%で、「外食や惣菜よりも費用がかからない」45.5%、「料理を作れることはかっこいい」39.3%が続く。また「料理は趣味のひとつ」36.5%や「料理を作って人をもてなすのが好きだ」25.3%など純粋に趣味として楽しんでいる男性も多い。また「妻や家族との家事分担で料理をしている」26.5%、「一人住まいなので必要にせまられて」14.5%、「家族に料理する人がいないので必要にせまられて」10.0%と、必要にせまられて料理をしている男性は2割前後だ。

表2 料理をすることの考え方
出典「電通トレンドボックス・リサーチ」

表3 料理をすることの考え方(年代別)
出典「電通トレンドボックス・リサーチ」
調理器具に対するこだわりに関する設問(表4)では、こだわりを持っている男性は約半数の46.7%。こだわっている調理器具のトップは「包丁・ナイフ」34.3%、次いで「鍋類」24.5%、「フライパン・グリルパン」22.8%と続く。またエプロン4.5%などファッションにこだわっている人も。年代別では特に40代で調理器具にこだわっている様子が伺えた。

表4 調理器具に対するこだわり
出典「電通トレンドボックス・リサーチ」
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査時期:2005年10月28日〜10月31日
対象者:全国に住む20〜50代の男性400人(自宅で月1回以上料理をする方)
20代 100サンプル/30代 100サンプル/40代 100サンプル/50代 100サンプル TOTAL 400サンプル







