仕事で疲れた時、ふと手にしたくなるのは若い頃に聞いた昔懐かしの音楽や漫画だ。特に学生時代に読んだ漫画を久々に読み返せば懐かしさとともに不思議と元気になれる。子供のころは発売日に一巻ずつ購入し揃えるのが意外と楽しいものだった。だが、大人だからこそ楽しめる買い方がある。それが“大人買い”。そう全巻揃えてのまとめ買い、だ。何よりも当時好きだった、読みたかった漫画が一気に揃ってしまうなんて夢のよう。ここではまず名作を含めた人気漫画を年表形式で並べ、今だからこそ読んでみたい人気漫画の一部をご紹介する。あなたの思い出の漫画を探してみよう。思わず大人買いしたくなる漫画が見つかるかもしれない。
(文=高島 三幸)
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Part1“大人買い”したくなる漫画はこれだ!
〜あのころのなつかし漫画から、最近の人気漫画まで〜
あしたのジョー

© 高森朝雄・ちばてつや/講談社
「立て!立つんだ、ジョー!」という名セリフは、『週刊少年マガジン』の読者を熱狂と感動の渦に巻き込んだ。貧しさから這い上がり熱く燃え続ける天涯孤独のジョーに賭ける拳キチの悲願、そして様々な相手と戦い世界へと挑戦していくジョー。だが、彼の中に宿る思いはただ一つ「真っ白に燃え尽きること」だった。その思いを昇華した感動的なラストは、ちばてつや自身が悩みに悩んで生み出されたもの。うれしいことに文庫版で復刻されたので全巻手にすることができる。ぜひ“大人買い”してじっくり読み返してみたい名作だ。
高森朝雄作・ちばてつや著/講談社 KCデラックス/全20巻、9180円
ルパン三世

© モンキーパンチ
『ルパン三世』といえばテレビアニメのイメージを持つ人が多いかもしれない。1967年に『WEEKLY(週間)漫画アクション創刊号』で連載がスタートし、69年に終了。怪盗ルパンの孫や石川五右衛門の十三代目の末裔、銭形平次の子孫といったキャラクター設定が面白い。また、峰不二子のありえないほど見事なプロポーションに誰もが目を奪われたはず。ルパンが毎回彼女の言いなりになってしまうのもわかるような……。今回実施した「読者に聞くミニアンケート」の中には「男はみんな好きなはず。人の気持ちも盗んでしまう、男のロマンがつまった作品」(30代 男性)と絶賛する意見もあった。アニメとは違うルパンの魅力をぜひ漫画で堪能してみたい。
モンキー・パンチ著/双葉文庫―名作シリーズ/全10巻、5910円





