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小笠原流に学ぶ「和」の流儀 第13回 浴衣を着こなす
小笠原流礼法宗家 小笠原 敬承斎 氏
2008年7月24日

(取材・文=中山恵子 協力=キッチュ 撮影協力=村田和聡、山龍)

浴衣の原型は“入浴着”

夏になると、街でも浴衣姿の方をよく見かけます。和服に興味を持たれ、浴衣を楽しもうとお召しになるのはよいことですが、着慣れていないせいか、だらしなく見えてしまう方が多いのは残念に思います。そこで今回は、浴衣の着こなしについてお話しいたしましょう。

本来、浴衣は、平安時代に貴族が蒸し風呂(当時はお風呂といえばほとんどが蒸し風呂でした)に入るときに着ていた「湯帷子(ゆかたびら)」が起源だといわれています。それがやがて、お風呂上りに着る浴衣となりました。したがいまして、浴衣は外出着ではないということです。外で浴衣を着てはいけない、とは申しませんが、浴衣がふさわしくない場所があるということをわきまえていないと、たしなみのない人と思われてしまう危険性があります。

浴衣での外食は控えたい

近所のお祭りや花火大会に行く場合、最低限のルールを守るならば浴衣でもよいでしょう。しかしながら、花火を見た後にそのままお食事にいく際は、店内には他のお客様もいらっしゃることを忘れてはいけません。場に適さない服装により、お店の雰囲気を壊してしまうこともありますので、気をつけていただきたいと思います。

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