このページの本文へ
ここから本文です

(左)常時20種の団子の他に、旬の素材を使った季節限定のものも用意。「選ぶ楽しさ」を提案する
(右)抹茶、ミルク、コーヒーの3つの味がある新感覚ぜんざい「アンパルフェ」(各320円)

8坪の小さな店だが、実はこの小ささが繁盛店を生むきっかけになった。経営するのは創業25年の和菓子店「青木松風庵」。南大阪と和歌山に26店を展開しており、多くが店舗面積100坪の大型店。そうでないと、100種類の商品を置けないからだ。梅田への出店を打診された時は、「8坪だと商品の一部しか置けず、店の魅力がぼやけてしまう」とためらった。「それなら、何か新しいことを始めたいと思ったんです」と販売管理室の青木智子さんは明かす。

そうして、彼女を含む「甘いもの好き」の女性社員が、新ブランド開発チームを結成。「うちのこだわりは『100%自家製餡』。この餡の美味しさを、特に餡が苦手な若い女性に伝えたい」と思い立った。「シンプルな素材の方が、餡の美味しさが引き立つ」ことから、団子とどら焼きに「こだわり餡」を組み合わせることを考案。素材+餡で「プラスアン」と名付けた。

(左)和菓子業界全体の1割程度しか自家製餡を作っていない中、「100%自家製餡」にこだわっている
(右)東京や名古屋から出店の誘いも多いが、「近隣に工場がないと作り立てを販売できない」と断っている

「女性は小分けができて、手が汚れないお菓子を好む」という女性社員の意見を生かし、団子は従来より小さめにした。こうした自由な発想が、餡を敬遠していた若い女性に受け入れられ、団子だけで1日の販売数は1000~2000本に上る。


店舗DATA
大阪市北区角田町梅田地下街2-3
TEL:06-6312-8250
2008年2月1日開業●店舗面積/8坪(26.4m2)●営業時間/11:00~21:00、休みは「ホワイティ梅田」の定休日に準ずる●客単価/1000円●スタッフ数/16人●経営/青木松風庵


日経レストラン ONLINEの最新記事はこちら

記者が選んだこの1店 バックナンバー

ここから下は、過去記事一覧などです。画面先頭に戻る バックナンバー一覧へ戻る ホームページへ戻る

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る