
メニューブックの最初には、店長のメッセージを掲載
そうした「見栄えの良さ」以上に、「ベリタ」のメニューブックには野々村店長の「思い」がぎっしり詰まっている。開くとまず目に入るのは、「親愛なるお客様へ」として、店長の思いを綴つづったミニエッセイだ。
そして圧巻はメニュー紹介。80種以上ある料理のすべてに、その料理を推薦するお客の写真とコメントが掲載されている。
「最初は僕が料理の紹介文を書いていたんです。でもお客様の生の声を載せるのが、一番説得力があると思って」と野々村店長。8年前のオープン以来、50回以上作り替えてきたが、「お客を登場させたのが一番のポイントだった」と語る。詳細に綴られたお客のコメントを読んで「次に来たらこれを頼もう」と思うお客がどんどん増えていったとか。今では1日に60人以上のお客が訪れ、30席余りの客席は、ほぼ2回転する。

(左)明るい店内は11時の開店と同時に女性客でにぎわう
(右)店舗2階の事務所でメニューブックの編集をする野々村店長
「今はお客様が店を選ぶ時代。といっても店がお客様に媚びる必要はないと思う。料理や店に対する“自分の思い”をしっかり伝えることが大切。メニューブックはその格好の手段です」と野々村店長は語る。
店舗DATA
兵庫県西宮市段上町1-1-26
TEL:0798-57-0228
2000年4月開業●店舗面積/17坪(56.1m2)●席数/34席●営業時間/11:00~22:30、無休●スタッフ数/7人●客単価/1500円●経営/個人
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