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新鮮魚介の「炉端焼」と沖縄テイストをミックス / 「和琉炉端焼 空 猪名寺本店」(居酒屋、兵庫県尼崎市)

2008年1月24日

文=羽野 羊子
写真=福山 英明

元々は船を漕ぐ道具である「櫓」に料理を載せて提供するスタイルは、北海道が発祥とか。「僕が子どものころは、関西にもこういう店があったんですが、今は見なくなってしまいましたねえ」と今井社長。写真は曽根元店長

関西では「アマ」の愛称で呼ばれる尼崎は、大阪のすぐ隣の工業都市でありながら、下町風情も色濃く残る面白い街だ。沖縄出身者が多く住んでいるのも特徴。だが、この街で4店舗の沖縄風居酒屋「和琉酒菜」グループを経営するサンヨー・レックスの今井豊社長は、「そういうことは、店を始めるまで全く知らなかった」と言う。

沖縄で人気の居酒屋「回」グループとのパートナーシップにより、本土1号店を猪名寺にオープンしてから、初めて「沖縄出身者が多い」ことに気づき、それならと姉妹店「空」を向かいにオープンした。

店舗を広くしたほか、「同じ系統の店だとお客の取り合いになる」ため、あえて沖縄色は控えめにして、鮮魚をメインにした「焼きもの」料理を提供。さらに、カウンターで焼いた魚を大きな櫓に載せて差し出す、ユニークな「炉端焼き」スタイルを取り入れたのだ。

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