過去最大級の住宅ローン減税や、過去最低水準の住宅ローン金利など、話題に事欠かない2009年のマンション市場ですが、大きな懸案はやはり価格動向でしょう。今年のマンションは安くなるのかならないのか、首都圏マンション相場の動きを占ってみました。
データ上は価格上昇が続いている
「新価格発表!」「アウトレット価格にてご案内」──。
新聞に折り込まれているマンションの広告には、こんな文字が目立つようになりました。なかには当初の分譲価格より2〜3割値引きするケースも見られます。マンションにも「アウトレット価格」なるものがあったのです。
しかしこうした値下げの動きは、なかなかデータ上には現れません。不動産経済研究所の調査データでは、2008年の平均価格は前年に続いて大幅な上昇となっており、㎡単価も同様の状況です。値下げといっても表面上の価格は据え置いたまま、購入検討者と1対1で商談するときに値引き交渉するケースが多いためでしょう。





