
キャットストリートに完成したグレゴリー東京ストア
このショップの特長は「GREGORYパックレンタルシステム」を行っていることだ。これはバックパック選びで悩んでいる人のために、最長2週間バックパックの試用レンタルをするというもの。レンタル料2100円を支払えば、ショップでフィッティング後、対象商品を実際にフィールドで試すことが可能だ。レンタル後はアンケートに答えることが義務づけられるが、商品を購入した場合、レンタル料金は購入金額から割り引かれる仕組みとなっている。アンケートによるフィードバックは今後の製品開発に活かされるということだ。
パタゴニアも興味深い取り組みを行っている。それは「つなげる糸リサイクルプログラム」(関連リンク)だ。今までリサイクルがあまり進んでいなかった衣料を、パタゴニアと帝人、東レの3社がタッグを組みケミカルリサイクルするというもの(関連記事)。店頭に回収ボックスを備えて、ポリエステル95%以上の製品、コットン100%の製品、「つなげる糸」ロゴのタグが付いているナイロン製品を回収している。それらを一括して四国・松山の帝人ファイバーに送り、テイジンのエコサークル(関連リンク)で再利用できるようにしているのだ。長年愛用してきたウェアが、再び製品に生まれ変わることができるなら、と喜んで回収ボックスに入れていく人が多いという。
そういえばサンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ近くにあるパタゴニアの回収ボックスは、着古されたアウトドアウェアでほぼ一杯になっていたなあ、と思いパタゴニアを後にした。アウトドアウェアを単なるファッションとして売るだけでなく、このようなエコやアートなどと組み合わせて新たなムーブメントを仕掛けていく動きもある。今後のこのエリアに期待したい。

回収ボックスが一杯になっている、サンフランシスコ・フィッシャーマンズワーフのパタゴニア




