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さよなら、僕のコダクローム

2007年2月13日

(写真と文:三井 公一=サスラウ)

販売が終了されるコダクローム

写真=販売が終了されるコダクローム

カメラ:Nikon D2x レンズ:Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

名フィルムが終焉を迎えようとしている。ポール・サイモンが「僕のコダクローム(Kodachrome)」で歌った、コダック社製ポジフィルム「コダクローム」である。

独特の発色と細かい粒状性、クリアなヌケを誇り、多くのプロ写真家に愛用されてきたフィルムだが、デジタル化が進み大幅な需要落ち込みを受けて、日本での販売は在庫限りということになった。(関連記事)

このニュースを知った写真家や愛好家が購入に走り、大手量販店では棚に陳列されている姿を見ることは稀だ。コダックによると在庫終了は2007年3月末頃ということだが、この様子では早まる可能性があるかもしれない (海外の主力市場では販売継続の予定らしい)。

ちなみにコダクロームの現像処理だが、2007年12月20日までの受付は日本国内で処理し、それ以降の受付分はアメリカ・カンザス州で行うということだ。

K-14という一般のポジフィルムと違う特殊な現像方式のため、処理施設(ラボ)が限定されてしまうのだ(この特殊さがこのフィルムの特長を生み出すと共に、処理に時間がかかるという弱点でもあった)。

「ニコンのカメラを手に入れた…」とポール・サイモンが歌ったコダクローム。その独特の味わいを楽しめるのもあと僅か。

久々にフィルムカメラを引っ張り出して、コダクロームで写真を撮ってみませんか?

三井 公一

フォトグラファー。有限会社サスラウ、サスラウ・インコーポレイテッド代表。

在学中よりスポーツ新聞や写真週刊誌の撮影に従事。朝日新聞社出版写真部を経てフリーに。Macと出会う。

日産自動車のウェブサイト「羅針盤」の制作に参加し、ルマン24時間レースやウェブマガジンなど写真やビデオ映像を使用したコンテンツに関わる。

現在、有限会社サスラウとサスラウ・インコーポレイテッド代表。www.sasurau.com

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