観客を楽しませることに徹底した映画だ

そんな“年老いた”ジョーンズの良き相棒となるのが、本作で初登場する青年マット。ハリウッドの新星シャイア・ラブーフが演じるマットは、若かりしジョーンズを彷彿とさせる反骨精神を持っていて、ショーン・コネリーが扮していたジョーンズの父とジョーンズとの関係を思い起こさせる。
スピルバーグによる厳しいダメ出しが相次ぎ、脚本作りはかなり難航したようだが、それでも完成にこぎつけた原動力について、フォードはこう説明してくれた。
「これまでたくさんの映画に関わってきて、役にも恵まれ、とても幸せだった。観客にとっても、映画の魅力は人それぞれだろう。ただ、言えるのは、このシリーズと同じようなスピリット──とにかく観客を楽しませることに徹底した映画は他になかったと自負している。そんな映画を作り上げてきた人たちとまた仕事ができるチャンスは見逃せない。それが、私にとっての一番のモチベーションだった」





