このページの本文へ
ここから本文です

脚本を掘り下げ、膨らませること

映画界での確固たる地位を手に入れ、俳優という職業を楽しんできたというニコルソンに、役への取り組み方、俳優という仕事について聞いた。

「役作りの準備は、最初に脚本をしっかり読み込み、分析していきます。リサーチもしますが、これだけ俳優業を長く続けていると、リサーチよりも役に入り込めるようにすることが大切。脚本に書かれていることを掘り下げ、膨らませることが大事なのです」

「また、プロフェッショナルな理由から、テレビ取材などはあまり受けないようにしています。みんなが私のことをあまりにも知りすぎてしまうと、演技をしたときに様々な意味で、演じた人物を信じられなくなってしまうからです。つまり、仕事がしにくくなってしまうのです。本当はしゃべることが大好きなので、インタビューはとても受けたいんですけど(笑)」

最後に、人生の素晴らしさについて描いた『最高の人生の見つけ方』の見どころについて、こう話してくれた。

「僕は常にみなさんを楽しませたいと思っていて、この作品はとても刺激のある映画だと思います。感傷的にはならないけれど、非常に感動できるはず。入場料を損した気にはならない、価値のある映画だと思います」

ストーリー&見どころ 大金持ちだが嫌われ者のエドワード(ジャック・ニコルソン)と、家族のために自分の夢を犠牲にしてきた自動車整備工のカーター(モーガン・フリーマン)。入院して同室となったものの、余命あとわずかという以外にはまったく共通点のない2人だったが、カーターがたわむれに記した死ぬまでにやっておきたいことのリスト──棺桶リストをきっかけに、共に旅に出ることに……。『スタンド・バイ・ミー』(86)『恋人たちの予感』(89)など数多くの話題作を手がけてきたロブ・ライナーが贈る人間賛歌。

橋爪 さつき

一般企業でのわずかな会社員生活の後、映画雑誌、料理雑誌編集部員、フリーランスを経て、企画編集会社キッチュを設立。いくつかの映画サイトを企画運営する一方、男性誌「Pen」女性誌「PHPスペシャル」などでも執筆。「韓国映画俳優事典」「冬のソナタ『キム次長』クォン・ヘヒョと学ぶハングルスタートブック」(共にダイヤモンド社)などを編集。

あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください

ここから下は、過去記事一覧などです。画面先頭に戻る バックナンバー一覧へ戻る ホームページへ戻る

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る