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日産 フェアレディZ〜超お買い得な“和製マリリン・モンロー”

2008年12月4日

<プロローグ>

 人間誰しも美しく生活したいと思っている。それは見た目だけじゃない。中味から美しくということだ。

 それはクルマも同じである。今どきクルマを実用性だけで買う人はいない。だったらトラックやバンでいい。そうではなく、乗る人の身体はもちろん、時には頭や心まで気持ち良くしてくれるから買うのである。それはスタイリングであり、走りであり、質感であり、ブランド性であり、知的興奮を誘うエピソードである。クルマはある意味、五感で味わうプロダクトだ。だから楽しくも難しいのである。

 というわけでこの“ビューティフルライフカー”では私、小沢が美しさや知的エピソードを中心にクルマを語っていこうと思う。

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<コンセプト>
まだまだヤリ足りてなかった先代モデル

昨年発売されたGT-Rと同じ『日産』ブランドながら、日本にはもう一つ、世界に名を轟かせる傑作スポーツカーが存在する。そう、フェアレディZだ。晴れてこの12月1日、その6代目モデルのZ34型が登場した。

さて、GT-Rがどちらかというと、日本人の感情を刺激する“長嶋茂雄”的存在なのに対し、一方のZは“王貞治”的だ。

というのも王が通算868本の本塁打の世界記録を持っているように、Zは初代モデルが69年にデビューするやいなや記録的大ヒット。9年間で世界累計55万台と当時ダントツの台数を誇った。まさしく記録&記憶に残る“世界のNo1スポーツカー”だったのである。

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