
今回の焦点
“高くて良い物”は作れるのか?
トヨタが生んだ国内初の国産高級車ブランド、「レクサス」のフラッグシップ、LSが遂に登場した。一昨年8月にブランドが生まれてからはや1年半、ようやく真価が問われる時が来たわけだ。
果たして発売1カ月後の受注台数は約1万2000台。月販目標台数が1300台であり、国内におけるライバルブランド、メルセデスやBMWがそれぞれ全体で年販5万台前後であることを考えると、大健闘どころか大成功といった感じである。
が、ことの本質はそうではないと私は思う。要するに日本車がこれまでやってきたことは「安かろう良かろう」の追求である。極端な話、「安くて良くてしかも(生産が)早い」という牛丼のような性能を追求し続け、日本車は世界のトップレベルに達したのである。
来年以降にはアメリカのGMを抜いて販売台数、利益ともに世界一に立つと言われているトヨタでもそれは同じなのだ。




