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小沢コージの結論
トヨタ、日産が国内でディーゼルを出すまでは…

というわけで厳しいようだがアンチエイジングカーとしてのE320 CDIはさほどオススメできない。もちろんクルマ単体としては十分優れており、特に長く所有するには最適だ。

ディーゼル特有の圧倒的な低回転トルクや、走れば走るほど得をするような好燃費は気にいれば買いだし、そもそもディーゼルエンジンはガソリンエンジンよりも頑丈にできていて長持ちする。

そのほかメルセデス特有のどっしりとしていつつ、確かなフィードバックを感じさせるステアリングや路面の凹凸を踏み均すようなフラットな乗り心地、高速でも安心して踏めるブレーキなどによる磐石な走行フィーリングはディーゼルと相性が良い。気に入ったならばそれは他人の関知するところではない。

ただし、純粋に特性とすれば私はハイブリッドの方が進歩的であるとは思ったし、なにより心配なのが日本の中でのディーゼル乗用車の普及率である。ハッキリ言って新世代ディーゼルは優れてるし、これがそのまま進化して価格差が抑えられれば、日本でも普及して欲しいし、普及すべきだが、いかんせんイメージがツライ。一度付いた悪者イメージはなかなか抜けず、払拭するには10年程度はかかるはずだ。

つまり、このEクラスディーゼルを買うにはまだ早いし、価格差がありすぎると思ったのだ。今なら正直、ガソリンのE300で十分であり、進歩的なイメージが欲しいのならばハイブリッドカーの方がいいのではないか。まあ、トヨタ車が苦手なら仕方ないのだが、それにしても本気でトヨタ、日産などが国内で乗用車ディーゼルを出すまではなかなか世間では認められにくいだろう。

【結論】
“黒木瞳度”=★★★

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