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ディーゼルがハイブリッドに負けない環境性能を獲得

初代プリウスがうたったように従来のガソリン車に比べて燃費とCO2の排出量が約2分の1になるハイブリッド車は、程度の差こそあれ、まさにいいこと尽くめの技術であり、唯一のデメリットはシステムが複雑で量産が難しく、コストがかかるくらいである。

それにしてもトヨタの渡辺社長が2012年には生産を年100万台レベルまで引き上げ、現在約50万円もあるガソリン車との価格差を20万円台にすると目標に掲げているように、課題は解消されつつある。

それに対してヨーロッパ系あるいはアメリカ系の自動車メーカーはようやっとハイブリッド技術に本気で取り組み始めたレベルであり、個人的にはトヨタに10年は遅れていると考えられる。要するに自動車発祥の地、ヨーロッパの沽券に関わる事態に陥っているのだ。

そこで浮かび上がってくるのが新世代ディーゼルである。燃料に軽油を使い、自己発火させるディーゼルエンジンは原理的に熱効率が良く、ガソリンエンジンに対して燃費が3割程度良く、CO2の排出量も3割程度少ない。ところが高熱で燃料を燃焼させるために光化学スモッグの原因となるNOxや喘息の原因とも言われる黒煙、つまりPM(粒子状物質)を排出してしまうという大きな欠点があった。

しかし、第三世代とも言われるコモンレール式ディーゼルはそれがガソリンエンジン並みだと言われているのだ。となるともちろん従来型に比べて、高価な高圧燃料噴射システムやフィルター代などはかかるが、イッキにハイブリッドに負けない技術となってくる。

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