「バリュー」から考えるクルマ選び
クルマ選びは実はバクチとかなり同じである。将来、どこまで乗り続けるかわからないし、どのくらい価値が残るかもハッキリしない。要するに結婚と一緒。だからこそ、最初の思い込みや第一印象、そしてブランドイメージが重要視されるのだが、本当はもっと冷静になって考えられる方法がある。将来のリセールバリュー、つまり3年後ぐらいまでの予想買取り価格を知り、購入を検討するのだ。つまり「買ったクルマがどのくらい年を取るのか」を考えながら買うのである。
あえて言えば自分の妻が将来、黒木瞳になるタイプか、それとも樹木希林タイプかを予想しながら買うようなもの。これも日本の中古車買い取り制度が発達したがゆえである。今回協力を願った中古車買い取りチェーン、ガリバー・インターナショナルの年間買取台数はおよそ25万台。実に全中古車流通台数の1割に届かんという豊富なデータを持っている。だからこそ可能になったのだ。
インプレッション
強烈な個性が評価を分ける、実用性は期待しないように
一回目はBMWの新型バッチバック、1シリーズ。高いブランド性を持つことで有名な高級ドイツ車、BMWが満を持して昨年リリースした新型コンパクトハッチバックである。全長約4.2mで5人乗りとクラス的には同じドイツのVWゴルフに真っ向から対抗。1.6リッター直4と2種類の2リッター直4エンジンが選べ、価格は288.8〜366.5万円とやや高め。ゴルフと比べると特に安い1.6リッター車では50万円近くも開きがあるが、ブランド性をどう考えるかで変わってくる。




