呑兵衛揃いの美食のプロたち。秋の味覚は、それに合う酒と一緒に取り寄せるのが定番だとか。今宵はプロの薦める美食と酒のマリアージュを楽しもう。

鮎のイメージを覆す“筋肉質の鮎”
天然鮎 活〆
秋田県の北部を流れる阿仁川は、ほとんど生活排水の入らない清流として知られる。特に上流は、森と深い渓谷と急峻な岩壁に覆われ入川も困難だが、そこで獲れる鮎は、姿、香り、ぬめり、味、どれを取っても一級品といわれている。活締めで届く阿仁川上流域の鮎は、鮎釣り歴25年以上の太田松寿氏が釣った1尾100g以上の上物だ
「阿仁川の上流域で獲れた落ち鮎 活〆 メス2尾セット」
(1尾20cm・100g以上)
1セット 2400円(送料別)
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搾った時と変わらぬさわやかな風味
白瀑醸造元 「厳選の大吟醸と純米吟醸」セット
秋田県外持出し禁止の「秋田流花酵母」を使い、美山錦を48%まで精白した「大吟醸」と55%まで精白した「純米吟醸」の2本セット。加熱殺菌は1回だけで、その後は低温貯蔵庫にて半年間静かに熟成。これにより搾った時と変わらぬさわやかな風味を楽しむことができる。白神山地に湧出る天然水の柔らかな口当たりそのままに味わうことができる
白瀑醸造元
「厳選の大吟醸と純米吟醸」セット
大吟醸(720cc)・純米吟醸(720cc) 各1本
1セット3675円(送料別途)
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萩原 まさに今、旬の味覚といえば鮎。仕事柄、日本中の川という川のを食べていますけど、秋田県の阿仁川の鮎は別格ですね。ここは、あの“またぎ”の発祥の地。米代川の上流なんですが、渓谷になっていて、実に立派な鮎が獲れるんです。ただ、それを釣るのが大変で(笑)。阿仁川の鮎というのは物凄く当たりが強い。野生的なんですよ。そういう鮎だから、焼いていても全然崩れない。
葉石 身がキュッとなっていて?
わぐり “筋肉系”ですね。腹が割れてそう。
萩原 ここの鮎を初めて見たらびっくりしますよ。どうして流通していないかというと、旨いので地元の人が自分たちだけで食べちゃう(笑)。
葉石 萩原さんのところでお取り寄せができるんですね? どういう状態で届くんですか?
萩原 地下水で大きな氷の板を作って、その上に鮎を置いてから、パッケージして送ります。ですから、家に着いた時、箱を開けると氷の上に鮎が横たわっているという……。
右田 それは洒落てるな。
わぐり 鮎っていえば、皆さんは頭と尾、どっちから食べます?
萩原 解禁直後のちっちゃいうちは、北大路魯山人も言ってますけど、頭から食う方が旨いらしい。ただ、9月になると骨が太くなってくるので、さすがに頭骨は……。
右田 時期によるんだよね。
友田 焼き方もありますよね。
右田 実は僕、鮎は苦手だったんだけど、料亭の青柳に行ってから好きになった。小山裕久さんは鮎を焼くだけのために300万円で火鉢をこさえた人。で、僕に言うわけよ。「要するに料理っていうのは高くつくんだよ」って(笑)。腹から焼いて脂が出てきたところをひっくり返して、頭の方に脂を回して“唐揚げ”みたいにして焼いてますよ。
友田 そうそう、頭焼きますね。あれだけきちっと焼くから美味しい。







