これまでの出演作の累計興行収入が、全世界で600億ドルに達するといわれる世界屈指の映画スター、トム・クルーズ。彼が片眼にアイ・パッチをし、『7月4日に生まれて』(89年)以来2度目となる実在の人物を演じたスリリングな戦争ドラマが誕生した。
ドイツの敗色が濃くなりはじめた第二次世界大戦末期。戦争により左目や右手を失った将校のシュタウフェンベルク大佐は、ヒトラー総統の考え方や政策に疑問を抱いていた。愛しているのは祖国であって、ナチスでない。その思いから、やがて彼は、ヒトラー暗殺を企てるレジスタンスの秘密会議に顔を出すようになる。
そんなある日、シュタウフェンベルク大佐は、自宅でワーグナーの「ワルキューレの騎行」を耳にし、ある計画を思いつく。それは、有事の際に反乱勢力を鎮圧する「ワルキューレ作戦」と名付けられた既存の作戦を利用して、ヒトラー暗殺のみならず、ナチス政権の転覆まで謀るという、壮大なものであった。





