マンガや小説が原作の映画が全盛の中、オリジナルでコメディを作らせたら「三谷幸喜か、クドカンか」と言われるほどに人気の奇才・宮藤官九郎。そのクドカンが監督デビュー作『真夜中の弥次さん喜多さん』(05)以来4年ぶりにメガホンを取った、パンク魂満載のコメディ映画が誕生した。
主人公はレコード会社で新人発掘を担当する派遣社員のかんな。実績ゼロでクビ目前の崖っぷちOLである彼女が、動画サイトで見つけたのは、凶悪な絶叫パフォーマンスを繰り広げるイケメンバンド「少年メリケンサック」のライブ映像だった。
スイートな音楽好きの彼女には理解できなかったものの、その圧倒的なライブパフォーマンスを社長が絶賛。かんなは契約を結ぶべく、本人に会いに行くことに。ところが、高円寺の飲み屋で見つけたメンバーの1人は、なぜか、酔いつぶれた50歳すぎのオッサン。実は彼女が見つけた映像は、25年前の物だったのだ……。





