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“血の大みそか”の実写による再現にも注目

歴史の授業では、ケンヂたちは悪魔のテロリストとされ、2000年12月31日は“血の大みそか”と呼ばれるようになっていた。一方で“ともだち”は、彼らから地球を救った救世主として、今では崇められるまでになっている。

ケンヂは行方不明のままだが、代わって活躍するのが、豊川悦司扮するオッチョと、第1章では子どもだったカンナだ。見どころの1つが、この2人の活躍。

まずはオッチョ。タイの裏社会で「ショーグン」と名乗り暗躍していた彼は、“血の大みそか”のあと、海ほたる刑務所に幽閉されていたが脱獄をはかる。原作でも見せ場となっているこのシーンが、実写で見事に再現されている。さらにオッチョがみんなの前に姿を現すシーンでは、活劇的面白さも味合わせてくれる。

一方、第2章から大人として登場するカンナも、ケンヂおじちゃんのことを信じ、正義のためにかけずり回る女性として、生き生きと魅力的に描かれている。演じているのは、オーディションで選ばれた平愛梨。『笑う大天使(ミカエル)』(07)などに出演していた彼女の、溌剌とした雰囲気と目力は、映画にピリッとしたスパイスをふりかけてくれる。

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