今なお多くの少年少女を魅了しつづける、日本が生んだ世紀のダークヒーロー・怪人二十面相。その正体をめぐる物語が、『ALWAYS 三丁目の夕日』を生んだスタッフ総結集で映画になった。「でも、子ども向けなんでしょう」と侮るなかれ! 視覚効果を駆使した見事なビジュアルと、金城武、松たか子をはじめとする豪華キャストが繰り広げる恋あり、アクションあり、笑いありの活劇は、大人の心をも童心に返らせる。そんな正月映画一番の話題作を、一足先にご紹介しよう。
舞台は第二次世界大戦の勃発を回避した、もうひとつの日本。その結果、首都「帝都」は、華族制度の存続により、一部の特権階級が富を独占する極端な格差社会になっていた。そうした中、富裕層ばかりをターゲットとし、次々と高価な美術品や骨董品を盗み出す怪人二十面相、通称“K-20”が世間を騒がしはじめる。
一方、サーカスの人気曲芸師・遠藤平吉(金城武)は、今日も、見事なアクロバットを駆使した新技を披露し、拍手喝采を浴びている。そこに謎めいた紳士が登場。彼の身体能力を見込んだというその男から、日本を代表する羽柴財閥の令嬢・羽柴葉子(松たか子)と名探偵・明智小五郎(仲村トオル)の結納の儀式に潜入し、写真を撮ってきてほしいとの依頼を受ける。が、実はこれはワナで、この依頼を受けた平吉は、式当日に怪人二十面相に仕立て上げられてしまうハメに……。





