ロサンゼルスを巨大モンスター軍団が蹂躙するクライマックスシーンが話題のモンスター・パニック映画『D-WARS』。実はこの作品、Web上では賛否両論。「駄作」という声と、「いや、面白かった」という声の真っ二つに評価が分かれている。いったい、どんな映画なのか? その内容を一足先にお伝えしよう。
物語は、現代のロサンゼルスから幕を開ける。突如、地面が陥没する大惨事が勃発。現場を取材に訪れたテレビレポーターのイーサン(ジェイソン・ベア)は、そこで忘れていたある記憶を思い出す。それは幼い頃に父と一緒に訪れた古美術店でのこと。イーサンは店内で不思議な体験をし、店主のジャック(ロバート・フォスター)から、500年に1度起こるドラゴンをめぐる伝説を聞かされていたのだ。イーサンはその伝説が今、現実のものとなろうとしていると悟るのだが……。
メガホンを握ったのは、『怪獣大決戦ヤンガリー』(99年)で監督デビューをはたしたシム・ヒョンレ。2作目にあたる本作は、2007年8月に韓国で公開されるや、観客動員数850万人、興収5000万ドルを記録し、この年の韓国でナンバーワン・ヒットとなった作品。さらに翌月には、全米2275スクリーンで公開され、週間興収5位に食い込むなど、大健闘を見せている。
その一方で、韓国公開時から評価が真っ二つに分かれているのも、本作の面白いところ。とりわけ、評論家受けが悪く、それでいながら大ヒットするという、不思議な現象を見せている。その傾向はアメリカでも同様のようだ。





