1990年代に日本でも一世を風靡し、多くの視聴者をお茶の間に釘付け。翌日は学校や職場でも、ドラマの中で起こった不可解な出来事が話題になった『X-ファイル』が、再び映画になって戻ってきた。
ドキュメンタリーやバラエティーをはじめ、今なお多くの番組で流れる、不安をかき立てるようなテーマ曲。この音楽と共にはじまる本ドラマは、FBIですら真相解明できない未解決事件、通称“X-ファイル”ばかりを扱う捜査官の男女を追ったもの。宇宙人にUFO、超常現象にオカルトと、科学では実証できないものの、「あるかも知れない」と思わせる魅惑的な事件の数々に、視聴者はグイグイと引き込まれていった。
と同時に、人気スターになっていったのが、2人の捜査官モルダーとスカリーを演じたデイビッド・ドゥカブニーとジリアン・アンダーソン。12歳のときに妹が宇宙人に誘拐されたことから、科学で証明できない“何か”を信じるモルダーと、科学で証明できないことを信じないスカリー。最初はデコボコだった2人が、徐々に名コンビとなり活躍していく様は、まさに本ドラマの真骨頂。そこも支持を受け、アメリカでは93年に番組がはじまると人気を博し、02年の5月まで、計9シーズンが放送されるロングランとなった。そんなドラマが放送終了後6年の歳月を経て、98年の映画化以来、2度目の劇場版となってファンの前に戻ってきた。





