時代が変わろうとする。その瞬間を目にすることになりそうなのが、この映画だ。『センター・オブ・ジ・アース』は、冒険SFの父ジュール・ヴェルヌが140年前に記した「地底旅行」を実写化したアドベンチャー映画。だが、単なるアドベンチャー映画ではない。長編実写映像として初めて、全編フルデジタル3D映像を実現させた、記念すべき作品なのだ。
かつて、アポロ11号のアームストロング船長は「これは1人の人間には小さな一歩だが、人類にとっては大きな一歩だ」との名セリフを残したが、この映画にもそのまま、このセリフを贈りたい。なぜか?
確かにこれまでにも、ディズニーランドのアトラクション『キャプテンEO』や、IMAXシアター系の作品など、数々の3D映像が存在した。が、そのどれもが、専用シアターでの上映であり、限られた空間でしか楽しむことができなかった。だが、今回の流れはそれと異なり、広く一般の人でも楽しめる第一歩となりそうだ。映画界はかつて、サイレントからトーキーへ、白黒からカラーへと、2度の変革をとげているが、今回もまた、それと同じくらいのインパクトをもつ変革になりそうなのだ。





