『告発の行方』(88年)と『羊たちの沈黙』(91年)で2度のアカデミー主演女優賞に輝くジョディ・フォスター。社会派映画への出演の多さや、演じる役のタフさなどから、どちらかというと彼女の出演作には“大人の映画”のイメージが漂っていた。が、そのジョディが今回選んだのは、欠点だらけの女流作家が、メールで知り合った顔すら知らない少女のために、悪戦苦闘しながら南の島を目指すという、ハッピーでチャーミングな物語だ。
主人公は冒険小説家のアレクサンドラ・ローバー(ジョディ・フォスター)。彼女の執筆したヒットシリーズが、冒険家アレックス・ローバーが活躍する冒険物語で、彼が苦難を乗り越える姿は、世界中の子どもたちに夢と希望を与えていた。が、当のアレクサンドラには秘密があった。それは、冒険小説を書いているくせに、対人恐怖症で外出恐怖症、おまけに“超”潔癖症なこと。





