『ダークナイト』は、『バットマン』シリーズの最新作。1989年から97年にかけ、計4本作られた同シリーズが、クリストファー・ノーラン監督×クリスチャン・ベール主演で『バットマン ビギンズ』として生まれ変わったのが05年のこと。悪役として渡辺謙が出演したことも話題になったが、その『〜ビギンズ』の続編にあたるのが、この映画だ。見終わって、その世界観に圧倒され、痺れるような感覚を覚える映画なんて、そうそうない。だが、これは、間違いなくそうした映画の1本だ。
舞台はおなじみのゴッサム・シティー。この街を悪から守るためにバットマンとなった、巨大企業の社長ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は、ある悩みを抱えていた。それは、どんなに悪を倒しても、次々とまた、新たな悪が増殖して来ること。悪がある限り、正義の味方バットマンを、簡単に辞めるわけにはいかないのだ。





