心拍数が上昇しアドレナリンが体内を駆けめぐると、緑色の巨大なモンスターになってしまう科学者が主人公の、ちょっと変わったヒーロー映画。それが、この『インクレディブル・ハルク』だ。2003年夏に、アン・リー監督版の『ハルク』という映画が公開されたのを記憶にとどめている方もいるだろう。今回は、それに引き続いての再映画化。だが、続編という位置づけではなく、キャスト、監督とも一新し、もう一度仕切り直したようなイメージだ。はたして、どんな作品に仕上がっているのか? その内容を、一足先にレポートしよう。
ロス将軍の命を受け、放射線の研究をしていたブルース・バナー博士は、実験中の事故で大量のガンマ線を浴びたことが原因で、心拍数が200を超えると緑色の巨大なモンスター“ハルク”に変身してしまう特殊体質になってしまう。その巨大なパワーに注目した将軍は、軍事利用を目論むが、それを良しとしないブルースは、将軍の目を逃れブラジルに潜伏。怒りを制御する方法を学びつつ、治療薬開発に取り組んでいた。





