ジョージ・クルーニーにブラッド・ピットにマット・デイモンをはじめ、ハリウッドで主役をはれるトップスターが勢ぞろい。映画史上希に見る豪華なキャスティングで、世界中を魅了した『オーシャンズ』シリーズの第3弾が登場する。
そもそも『オーシャンズ』シリーズとは、天才的な頭脳犯や詐欺師、スゴ腕のハッカーや、どんなところにでも忍び込める軽業師と、その道のプロたちが集まった史上最強の犯罪チームが繰り広げる犯罪劇。リーダーはクルーニー扮するダニー・オーシャンで、オーシャンが率いる11人の仲間という意味から、ついた名前が“オーシャンズ11”。
元ネタは、1960年に製作されたフランク・シナトラ主演の映画『オーシャンと十一人の仲間(原題:OCEAN'S ELEVEN)』。これをリメイクしたのが、シリーズ第1弾の『オーシャンズ11』で、ラスベガスのカジノを舞台に、厳重なセキュリティに守られている地下金庫から、1億6000万ドルという巨額の現金を盗み出す作戦を見事成功させる。
つづく『オーシャンズ12』では、今度は、前回盗んだカネの件で怨みを買ってしまうところからドラマが展開した。そして、今回、描かれているのは、ズバリ、仲間同士の結束だ。
物語は、“オーシャンズ”のメンバーの1人・ルーベンが、世界を股にかけるホテル王バンクに騙され、失意のあまり心筋梗塞で倒れてしまうところからはじまる。その知らせに、世界中からオーシャンズの仲間たちが集まってきた。彼らの思いは、ただ1つ。はめられた仲間の仇を討つこと。こうして史上最強の犯罪チームによる、壮大なリベンジ計画が幕を開ける。
ある者は、新しくオープンしたバンクのホテルの品位を落とすことを画策し、ある者はバンクに決定的なダメージを与えることに執念を燃やす。1人ひとりが、自分の役割を果たすことで、見事なクライマックスを迎える物語運びは、スカッとするほどに痛快だ。





