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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団〜ハリー・ポッターが孤独に!? シリーズの転機となる第5弾

2007年7月19日

 世界的ベストセラーとなっている小説とならび、今やドル箱シリーズとなっている映画『ハリー・ポッター』。その第5弾が登場する。日本より一足早い7月11日(水)に公開されたアメリカでは、初日の興行収入が4480万ドルを記録し、水曜初日の興収では『スパイダーマン2』を超え歴代トップに! さらに5日間の興収も1億4000万ドルを超えるなど、さい先のいいスタートダッシュを切っている。

今回の物語は、ハリー・ポッターが孤独な日々を過ごしているところからスタートする。その理由は、前作『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』にまでさかのぼる。

前作で、完全復活をはたしたヴォルデモート卿と死闘を繰り広げたハリーだが、魔法省はヴォルデモートの復活を認めないばかりか、ハリーが「嘘をついている」とまで言い出す始末。実は魔法省のファッジ魔法大臣は、ホグワーツの校長ダンブルドアが魔法大臣の座を狙っていて、「ヴォルデモートが復活した」と嘘をついているのではないかと警戒していたのだ。

そうした中、ファッジ大臣は、ダンブルドアとホグワーツの生徒を監視するため、新任教師として、全身ピンクに着飾ったアンブリッジ先生を送り込む。この先生、やることと言えば、生徒を監視するための新しいお触れを出すことばかりで、肝心の防衛術の授業は、実践の役に立たないものばかり。

一方、確実に危機が迫ってきていることを悟ったハリーの親友のロンとハーマイオニーは、ハリーを説得。有志たちを集めてダンブルドア軍団を結成するが……。

今回は、本シリーズの中でも転機となるようなドラマが待ち受けている。ホグワーツの5年生になるハリーは、今までのように子どもではなく、かと言って、大人であるとも言い切れない、微妙な年齢に差し掛かっている。しかも前作では、ヴォルデモートの攻撃により、同じホグワーツの生徒であるセドリックを目の前で亡くす悲劇に遭遇している。

そのハリーが嘘つき呼ばわりされ、誰も自分を信用していないと思える環境で孤立。「自分は見放されたのでは?」と思うようになる。ここで描かれるのは、今までのような冷静沈着なハリーではなく、悩み苦しむ、1人のティーンエイジャーの姿だ。

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