今日は休日、たまにはお子さんを連れて家族サービスをするか──。そんなことを考えているお父さんお母さんにピッタリの映画が、この『ナイトミュージアム』だ。昨年12月に公開された全米では、『カーズ』や『ダ・ヴィンチ・コード』を抜く興収を記録。2006年公開作品の中で、堂々2位に輝く大ヒットぶりだ。きっと多くのアメリカ人がポップコーン片手に、家族が一緒になってワクワクドキドキしたに違いない本作の魅力を、一足先にお伝えしよう!
まず魅力的なのが、わかりやすくて、なおかつ面白そうと思わせてくれる、そのシチュエーション。ひとことで言えばこの映画は、「博物館の展示物が夜になると動き出す」という冒険ファンタジーなのだ。
主人公は何をやってもうまくいかない、バツイチの失業男ラリー。彼には最愛の一人息子がいて、別れた妻と暮らしているため、たまにしか会えないものの満足のいく暮らしを送っていた。だが、その暮らしが一変する。元妻が再婚を決め、一人息子も新しい父親に懐き始めたのだ。
このままでは、いずれ息子に会えなくなってしまう。そう考えたラリーは、仕事探しに奔走。ようやく自然史博物館の夜警の仕事をゲットするが、この博物館には、ひとつだけ秘密があった。それは夜になると展示物たちが動き出すこと。目を疑うラリーだったが……。
博物館に展示されているのは、体長10メートルはありそうなティラノザウルスの化石にはじまり、セオドア・ルーズベルト大統領の蝋人形、エジプトのファラオのミイラ、ローマ時代や西部開拓時代のミニチュア模型、さらにマンモスやライオンといった様々な生き物たちと、盛りだくさん。これらすべてが、いっせいに動き出すだけでも、まずは一見の価値ありだ。
恐竜が走りまくり、モアイ像がしゃべりだし、ミニチュアの世界に入り込めばガリバー気分にさせられたり。と、映画1本に、ミニチュア模型で有名な東武ワールドスクエアと、映画『ジュラシックパーク』、東京タワー蝋人形館、旭山動物園の行動展示など、ありとあらゆる娯楽の要素がぎっしり詰まっているのだ。




