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バブルへGO!! タイムマシンはドラム式〜懐かしさのバブルよ、もう1度!? ホイチョイ8年ぶりの新作が登場!

2007年2月8日

 いわゆる“バブル”と呼ばれた時代に、『私をスキーに連れてって』(87年)、『彼女が水着にきがえたら』(89年)、『波の数だけ抱きしめて』(91年)の3部作を次々とヒットに導き、時代の寵児となったホイチョイ・プロダクションズ。そのホイチョイが、99年に製作した4作目の映画『メッセンジャー』以来、8年ぶりに新作を発表! それがこの作品だ。

物語は2007年現在の日本からスタートを切る。景気回復と言われているが、国の借金は800兆円にも及び、毎日金利で900億円が加算されていく。しかも、少子高齢化は進み、借金返済の目途は立たず、財務省内では日本経済破綻も目前という試算までされている。そうした中、同省内では秘密裏に、ある計画が進められていた。それは、秘かに開発されたタイムマシンに乗って1990年に行き、この年、大蔵省が発表しバブル崩壊を招くことになる“ある法案”を阻止することだった──。

1990年に送られるという重責を担うのは、広末涼子ふんする田中真弓。母の真理子(薬師丸ひろ子)がタイムマシンの開発者という縁で選ばれることに。その真弓を、日本を救う切り札として送り込む財務省の役人・下川路功に、最近の活躍が目覚ましい阿部寛。かくして、バブル絶頂期の日本を舞台に、07年に生きる真弓の目を通したカルチャーギャップ・コメディが繰り広げられる。

映画は全編に渡って遊び心が満載だ。例えば、サブタイトルにある「タイムマシンはドラム式」という言葉。これは、映画の中のタイムマシンがドラム式の洗濯機であることを指しているのだが、メーカーは日立で、そのロゴが大きく載っている。実は監督の馬場康夫は、かつて日立製作所に勤務。その縁で、この映画に実名入りのドラム式洗濯機が登場する運びとなったという。

さて、そんな映画の注目ポイントを、3つにまとめてみた。1つ目は「ホイチョイ」が手がけていること。この映画がホイチョイにとって5作目であることは冒頭でも述べたが、ほかにもホイチョイは、伝説的なテレビ番組『カノッサの屈辱』や『上品ドライバー』などを企画。出版でも、メジャーデビューにつながった4コママンガ『気まぐれコンセプト』や、タイトルからして物議をかもした『東京いい店やれる店』など、常に時代を捉えたエッジの効いた作品を輩出してきた。そうした“見る目の確かさ”からすると、この映画も何らかのブームにつながるかもしれない。

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