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幸せのちから〜ホームレスから億万長者に! 父と子の実話に基づく感動作

2007年2月1日

 『インデペンデンス・デイ』『メイン・イン・ブラック』『アイ,ロボット』など、次々と主演映画を大ヒットに導き、アフリカ系米国人俳優としては初めて、映画1本の出演料が2000万ドルを超えたヒットメイカー、ウィル・スミス。彼が今回、選んだ映画は、“ホームレスから億万長者に”という、誰もが願うアメリカンドリームを実現させた1人の男の実話をもとにした感動作だ。

1981年のサンフランシスコ。新型医療機器のセールスをしているクリス・ガードナーは、愛する息子のためにも懸命に働くが、生活は悪くなるばかり。自分が28歳になるまで、実の父と会ったことがなかったため、息子には同じ思いをさせまいと誓っているが、一向に生活は良くならず、ついには妻までもが愛想をつかし、出ていってしまう。

転機となったのは、赤いフェラーリから颯爽と降り立つ1人のビジネスマンに「仕事は何を? どうすればそうなれるんだ?」と、2つの質問をぶつけたこと。彼の仕事は株の仲買人で、証券会社の養成コースを受講すれば、正社員になれる道が開けるという。早速、超一流証券会社の養成コースに願書を提出するクリスだが、それからが苦難のはじまりだった……。

本作のモデルとなったクリス・ガードナーは、シカゴにあるガードナー・リッチ&カンパニー(GRC)の社長兼最高経営責任者。ウィル・スミスが演じた映画の主人公同様、ホームレスから億万長者となった人物だ。実在のクリスもまた、父親の顔を知らぬまま、親戚や里親のもとを転々として育ち、映画同様、赤いフェラーリの持ち主に質問をしたことで、人生に新たな目標を得ることができたという。

この映画の話題の1つが、スミスの実の息子であるジェイデン・クリストファー・サイア・スミスが、劇中の息子役を演じていること。初の父子共演が実現したこの作品では、実の親子ならではの、やさしい空気感を漂わせている。

そんなやさしい空気感を演出しているのが、本作ではじめて英語映画のメガホンを取ったというイタリア人監督のガブリエレ・ムッチーノだ。彼のイタリアでの最近作2本を見たスミスとプロデューサーが、その才能に惚れ込んだことから実現した。

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