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プラダを着た悪魔〜超一流ファッション誌の内幕をゴージャスでコミカルに描く

2006年11月16日

 ジャーナリスト志望。だけどオシャレにはまったく興味がない女の子がゲットした仕事は、世界中の女性が憧れる超一流ファッション誌「RUNWAY」のカリスマ編集長のアシスタントだった。

2003年4月に刊行され、瞬く間にベストセラーとなったのが「プラダを着た悪魔」だ。著者は20代の新人で、ヴォーグ誌の女性編集長のアシスタント経験者。作者の実体験を反映したと言われている。それだけにこの映画は、超一流ファッション誌の内幕がかいま見え、「ファッションなんてまったく興味がない」と豪語してしまう中年男性にとっても、興味津々の内容なのだ。

物語は、ジャーナリスト志望のアンディが、「RUNWAY」誌のカリスマ編集長ミランダを支える、アシスタントの仕事の面接を受けるところからスタートする。まったくオシャレに興味がないアンディは、ファッションセンスも“ゼロ”。すれ違うスタッフが全員、あまりのダサさに振り向いてしまうほどだ。が、何の因果か、彼女は採用されてしまう。しかしそれは、地獄の日々のはじまりだった──。

その地獄とは、ミランダから次々と要求される、傲慢、かつ、ハイレベルなミッションの数々。採用が決まった翌朝6時15分にシニア・アシスタントから電話が入ったのを皮切りに、朝から晩までケータイが鳴り続け、横暴なミッションが飛び込んでくる。彼女の人権なんて無視無視。オマケにハリケーンの最中に「飛んでくれる飛行機を探せ」とまで言われてしまう。

あまりの横暴さに不平不満をブチまけるアンディ。だが、そんなアンディの目を覚まさせたのがミランダの右腕のファッション・ディレクターの言葉だ。彼は「ファッションが偉大なアーティストの仕事に匹敵する」と熱く語ったのだ。実はアンディはこれまで「ファッションなんてくだらない」と思っていたのだ。その日以来、彼女の仕事に対する姿勢に変化が起こる。

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