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ゲド戦記〜ファンタジー小説の最後の大物がスタジオジブリの手により映画化!

2006年7月27日

日本最大のヒットメイカー、スタジオジブリの最新作が、7月29日に公開となる『ゲド戦記』だ。これは、『ロード・オブ・ザ・リング』の原作『指輪物語』、今春公開された『ナルニア国物語』とならぶ、世界3大ファンタジーの1つ。『ハリポタ』のヒットをはじめ、次々と映画化されてきたファンタジー小説。その最後の大物が、満を持して登場する。

『ゲド戦記』は、米国の女流作家アーシュラ・K.ル=グウィンが書いたファンタジーだ。1968年から2001年にかけ6巻が出版され、世界19か国で翻訳出版される人気作。日本でも1976年に第1巻『影との戦い』が出版され、シリーズの合計部数は100万部を超えるという。今回映画化されたのは、その中の第3巻『さいはての島』で、「均衡が崩れつつある世界」が語られてゆく。

舞台となるのは、多島海世界「アースシー」。突如、竜が、人間の世界に現れ、それと呼応するかのように、世界で異変が起こり始める。世界の均衡が崩れ、人々の頭が変になりはじめたのだ。そうした中、異変の源を突き止めるため、旅に出た大賢人ハイタカ(ゲド)は、人の頭を変にする禍により、父親である国王を刺して国を出た、王子アレンと出会う──。

話題の1つが、宮崎駿監督の長男である宮崎吾朗が初めて監督に挑戦したこと。三鷹の森ジブリ美術館の館長をしていたものの、まったく経験がない吾朗に映画を作らせることを、父である駿は「無茶だ」と反対したという。

また、本作の映画化の話しが、原作者サイドからジブリに持ち込まれたことも、話題としては見逃せない。実はかつて、宮崎駿監督の方から映画化の打診をしたが、断れた経緯がある。それが、『千と千尋の神隠し』が米国アカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞し、世界的に高い評価を受けたことなどがはたらき、今回は原作者サイドから打診されるに至った。

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