お決まりのテーマ曲にのって、あのスパイ映画がスクリーンに帰ってきた! ご存じ『ミッション・インポッシブル』シリーズの第3弾が、7月8日に公開される。主演はもちろん、トム・クルーズ。最近ではトップスターとしての活躍のみならず、プロデューサーとしても手腕を発揮。本作でも宣伝キャンペーンのために来日し、ド派手なパフォーマンスを繰り広げた。
「何を今さら」と言われそうだが、まずは基本情報から。本シリーズは元々、1966年から1973年までアメリカで放送されたテレビシリーズ。実行不可能と思える指令を、IMF(IMPOSSIBLE MISSION FORCE)のリーダーが受け、最適なチームを結成し周到な準備をした上で、見事任務を達成するのがお決まりのパターン。指令のテープが自動的に消滅する演出などでも人気を集め、高視聴率をマークし、日本でも1967年からオンエアされた。
そして1996年、この番組のファンだったトム・クルーズが、主演のほかプロデューサーにも初挑戦し、ブライアン・デ・パルマを監督に迎えて誕生したのが、映画版『ミッション・インポッシブル』の1作目だ。この映画が大ヒットしたことからクルーズは、2作目もプロデュース。ジョン・ウーが監督し、2000年に公開された『M:i-2』は再び大ヒットを記録する。
3作目となる本作は、クルーズ扮するイーサン・ハントがスパイを引退、教官になっているところから物語がはじまる。しかし、教え子のリンジーが任務中に捕らわれたことから、再び立ち上がる。
メガホンを取ったのは、J.J.エイブラムス。前2作のようにベテランの映画監督ではないものの、アメリカの人気テレビシリーズ『エイリアス』と『LOST』を生み出した手腕を買われ、本作の監督に抜擢。その際、クルーズに「このシリーズを、君だったらどうする?」と質問されたという。
そこでエイブラムスがアプローチしたのが、これまで、語られてこなかったイーサン・ハントという人物を描くこと。「シークレット・エージェントについての映画ではなく、そういう職業を生業としている男の物語を伝えたかった」という。劇中、イーサン・ハントの恋人が登場し重要な役割をはたしたり、ハントと同僚が普通の友だち同士のような会話を交わすシーンが盛り込まれているのも、エイブラムスならでは。





