儲けるには、大コケするショーを作るのが一番! そんな“事実”に気付いたプロデューサーと会計士が、サイテーのショー作りのために奮闘する姿をオモシロおかしく綴ったミュージカル・コメディ映画が登場。実はコレ、もともとはメル・ブルックスが1968年に監督した同名映画。それが、2001年にブロードウェイ・ミュージカルになり、ミュージカル界のアカデミー賞にあたるトニー賞を、史上最多の12部門受賞。この成功を受け再び映画になったという、異色の経歴をもつ作品なのだ。
舞台は1959年のニューヨーク。プロデューサーのマックスは、かつての栄光はどこへやら、今は見る影もなく、新作ミュージカルも“初日=楽日”という体たらくぶり。そんなある日、会計士のレオが帳簿を調べにやってくる。そこでレオが発見したのは、“出資者から金を集める→ショーがコケる→出資者に配当を払わなくてすむ→プロデューサーが儲かる”という、ショービジネスの摩訶不思議なカラクリだった。
それはマックスにとっても目からウロコの話。かくして2人は、ショーを大コケさせて儲けようと、最悪の脚本、最悪の演出家、最悪のキャストを集め、史上最悪のショーを作ろうと画策する。
とにかく楽しいのが、“最悪のショーを作って儲けよう”というシチュエーション。そのために2人が訪ねる脚本家、演出家、俳優はみな、“アチャー”と目をおおいたくなる人ばかり。その、あまりのヒドさに、ついつい大笑いしてしまう。




