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「アクション面」と「心理面」がともに見所

「この映画には2つの面がある」と話すのは、本作のキャンペーンで3年ぶりに来日したジョディだ。2つとは「アクション面」と「心理面」。アクション面ではジョディが、『タイタニック』並の巨大さを誇る機内のセットを、ところ狭しと走りまわるタフさを発揮。ハリウッド大作として十分に楽しませてくれる。

だが、それ以上に見る者を魅了するのが、本人も気に入っているという「心理面」だ。425人の乗客と乗員。その誰もが、ともすると敵になるような状況下で、彼女はさまざまな駆け引きをしながら、真相に近づいて行く。その過程でかいま見せる表情は、『告発の行方』や『羊たちの沈黙』で見せた、タフなヒロイン役を彷彿とさせる見事な演技ぶりだ。

記者会見で、この作品の位置づけを聞かれたジョディは「私の女優歴の中でも特別な作品になるでしょう」と語っている。ハリウッドの王道をゆく娯楽面と、超一級のサスペンス。その2つの要素が見事にブレンドされた本作は、手に汗を握らせながら、最後の最後まで観客を飽きさせない。

『フライトプラン』公式サイト

flight-p.jp

安部 偲

早稲田大学を卒業後、演劇活動を経てフリーライターとなり、映画とネットビジネスを中心に執筆。著書に「映画監督になるということ」(演劇ぶっく社)、「eビジネス用語 早わかり辞典」(日本実業出版社)がある。2001年、有限会社キッチュを設立。現在、映画情報サイト「MOVIE Collection [ムビコレ]」や、アイドル支援サイト「アイドルcheck!」などを運営中。

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