
「アクション面」と「心理面」がともに見所
「この映画には2つの面がある」と話すのは、本作のキャンペーンで3年ぶりに来日したジョディだ。2つとは「アクション面」と「心理面」。アクション面ではジョディが、『タイタニック』並の巨大さを誇る機内のセットを、ところ狭しと走りまわるタフさを発揮。ハリウッド大作として十分に楽しませてくれる。

だが、それ以上に見る者を魅了するのが、本人も気に入っているという「心理面」だ。425人の乗客と乗員。その誰もが、ともすると敵になるような状況下で、彼女はさまざまな駆け引きをしながら、真相に近づいて行く。その過程でかいま見せる表情は、『告発の行方』や『羊たちの沈黙』で見せた、タフなヒロイン役を彷彿とさせる見事な演技ぶりだ。
記者会見で、この作品の位置づけを聞かれたジョディは「私の女優歴の中でも特別な作品になるでしょう」と語っている。ハリウッドの王道をゆく娯楽面と、超一級のサスペンス。その2つの要素が見事にブレンドされた本作は、手に汗を握らせながら、最後の最後まで観客を飽きさせない。




