ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー。ハリウッドを代表するスター同士が共演したラブ・アクション映画。2大スターの共演もさることながら、途中、ピットとジョリーの熱愛が伝えられるなど、作品以外の面でも話題になったのは記憶に新しいところだ。そんな話題も手伝ってか、今年6月に公開された全米では、オープニング3日間の興収が、それぞれのヒット記録(ピットは『トロイ』、ジョリーは『トゥームレイダー』)を超える5034万ドル。その後も数字を伸ばし、興収186万ドルを記録したヒット作が、まもなく公開される。
主人公は建築業者のジョン(ピット)とコンピュータ・プログラマーのジェーン(ジェリー)。2人は南米コロンビアの首都ボゴタで運命的な出逢いをし、電撃結婚をする。が、彼らは共に、ある秘密を抱えていた。それは本業がプロの殺し屋であること。そんな2人が、ある依頼をキッカケに、互いの素性を知ってしまったことから、壮絶な夫婦バトルを繰り広げる。
見どころの1つが、スピーディーでスリリングなアクションの数々。だが、「当初はここまでアクションが多くなかった」とジョリーはいう。それが増えたのは、本作のスタント・コーディネーターが『トロイ』と『トゥームレイダー』と同じ人だったから。2人の運動神経が良かったことを知っていたため、急に話が変わったのだ。
中でも目を見張るのが、互いに相手がプロの殺し屋だと知った後の夕食シーン。勧められた飲み物を、そっと植木に捨てる。包丁などの刃物は、なるべく相手の近くから遠ざけるなど、日頃なじみのあるキッチンを舞台に、まずは軽いジャブとばかりに、互いを牽制し合う緊迫場面が繰り広げられる。
続いて起こるのは、家一軒がジャンクになるほどの壮絶バトル。当初3日間の予定だったこのシーンの撮影は4週間にも及び、「女と殴り合うなんて気が進まない」と思っていたピットも、数日後には“男同士”の殴り合いを展開。はては「どっちが多く殴り合ったか競い合うようになった」とジョリーは明かす。





