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ティム・バートンのコープス ブライド〜ジョニー・デップと再コンビでティム・バートン・ワールド全開

2005年10月20日

いくつになっても子ども心を忘れないとは、この人のためにあるような言葉。そう思わせてくれるのがティム・バートン監督だ。そのバートンが、ジョニー・デップと再度コンビを組んだのが、このアニメ映画。2人のコンビと言えば、現在公開中の『チャーリーとチョコレート工場』が記憶に新しいところ。その『チャーリー〜』は封切り後、4週連続興収1位を記録。5週目こそ2位に甘んじたものの、その翌週には再び1位に返り咲くなどヒット街道を爆心中! となれば、当然気になるのがこの映画。その全貌を紹介しよう。

舞台は19世紀のヨーロッパ。成金一家の息子ビクターは、没落貴族の娘ビクトリアとの結婚を控えていた。双方の両親が、相手の“カネ”と“家柄”に惹かれていたからだ。まるで政略結婚そのもの。とはいえ、結婚式前夜にはじめて顔を合わせた2人は互いに惹かれ始める。

しかし、ことはいい方向に進むとは限らない。緊張のあまり式のリハーサルをうまくこなせなかったビクターは、森の中で1人「誓いの言葉」を練習するのだが、その行為が誤って、墓の下で眠るコープス・ブライド(死体の花嫁)への求愛と受け取られ、彼は死者と結婚するハメに陥ってしまうのだ。

かくしてビクターは、地中深くの死者の世界に連れ去られてしまう。と言っても、バートン監督の頭の中から飛び出した死者の世界は、一見グロいのに愛嬌があり、憎めないゴーストでいっぱいだ。そんな世界観の構築に一役買っているのが、アニメはアニメでも、パペット(人形)を使ったストップモーション・アニメという手法。

ストップモーション・アニメとは、コマ撮りによるアニメのこと。パペットを、少し動かしては撮影し、また動かすという作業を繰り返す。12時間で撮影できるのは、せいぜい1〜2秒という骨の折れる手法だ。その一方で、俳優のパペットを複製すれば、主演が登場する複数のシーンを同時撮影できるという、実写にはないメリットもある。

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