BMWジャパンはプレミアムコンパクト、1シリーズの2ドアクーぺモデルを発表した。これは単なる車種追加にも見えるが、実は今のBMWぐらいにしかできない、マニアックなプレミアム戦略でもある。今回はそれを解説しよう。
さて、最量販車種である3シリーズを中心に大型化するごとに5シリーズ、6シリーズ、7シリーズと名前が変わるBMW。だが2004年に同社は、逆に3シリーズよりも小さな1シリーズを日本に初導入、発売を開始した。ボディタイプは最初は5ドアハッチバックのみだったが、後に3ドアハッチバックを追加し、今回2ドアクーペまで追加。ますますその個性を際立せている。
最大の特徴は駆動レイアウト
1シリーズの最大の特徴は、やはりその駆動レイアウトにある。いわゆる“ゴルフクラス”とも言われる、ヨーロッパ最大のコンパクトカー市場において、唯一FRレイアウトを採用。つまりフロントにエンジンを置き、リアタイヤを駆動する方式を取っているのだが、これは主流のFFレイアウトに比べ、明らかにリアシートやトランク容量の点で不利。





