■手を出さない方がよい金融商品について教えてください。
森永 目先の餌に食いつかないことです。例えば外貨預金。12%という金利が提示されていても、よく見ると1カ月間しか適用されないことがある。金利の高さにつられず、為替手数料を差し引いて考え合わせることが大事です。
あと、銀行の都合で預け期間を延長できる固定金利定期預金。8〜10年もの定期が出回っています。いまの低金利を固定する商品は、1年ものぐらいまでならよいが、3〜5年以上のものはやめたほうがいい。
株式投資については、勝ち組と負け組がはっきり分かれるでしょう。これは、うまくやれば今年大きな儲けを得られるということ。とにかく損切りルールを徹底し、素早く行動すること。反射神経を鍛えておきましょう。
【記者の目】
景気回復について強気な意見が多いなか、森永氏の意見は悲観的に映る。しかし、株価の低迷はなかなか変わらない。日銀総裁の進退にかかわる問題も飛び出すなか、今後の金融政策はどうなるのか?
自分の目で指標をチェックすることが重要だ。楽しみながら投資を行うなら、株主優待を基に銘柄選びをするのもよいだろう。




