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トイレで健康チェック

昨年、大和ハウス工業とTOTOは共同で、自宅で健康チェックができる在宅健康チェックシステム『インテリジェンストイレ』を開発した。『インテリジェンストイレ』は、在宅での健康チェックを可能し、「尿糖値」「血圧」「体脂肪」「体重」の4つを測定することができる。

尿糖値測定器は、血糖値が高くなり糖を正常に処理できなくなった際に、尿にあふれ出る糖を検出することで、高血糖の状況を推定。排尿の際に測定器に少し尿を採取するだけで測定することができ、測定後の清掃も含めて操作はすべて自動だ。これらの測定機能により数値の変化をチェックすることができ、生活習慣の改善を促す。また毎日出るデータはパソコンで管理することができ、日々の変化を家族ぐるみでチェックすることが可能だ。

実際使っているユーザーは、「健康チェックを行うことで、自分自身の健康状態を知ることができるので、健康意識が高まり、食事のコントロールや運動をするといった生活習慣の改善を心がけるようになった」「『健康かんりくん』(専用のパソコンソフト)を使うと、計測したデータがパソコンで簡単にグラフ表示できるし、食事チェック機能もあったりして、家族みんなで楽しく健康管理ができる。子供の成長記録にもなる」という声があがっている。

気になる光熱費は?

家庭用水のうちトイレの使用量が最も多いことをご存知だろうか。実際の使用量は1「トイレ」28%、2「風呂」24%、3「炊事」23%、4「洗濯」17%―の順(東京都水道局調査)なのだ。

そこで気になるのが、多機能高性能化による水の使用量や電気代だ。数年前まで1回の「大」の水の使用量は8Lぐらいとされてきたが、松下電工は10年前までは主流だった13Lから現在は約半分の6Lの節水にいち早く成功している。また、INAXは4月から「ECO6(エコシックス)」、TOTOも8月に6Lで洗浄できる節水型トイレを発売する。13L型と比べると4人家族なら2日で浴槽1杯分の節水が可能で、年間1万2000円の節約になる。各社、設計や吸引するエネルギーを大きくするなどの工夫で、水流を調整して洗浄力を確保した。

一方、電気代は、今までお湯を保温する温水機能を瞬間湯沸しの原理に変更したり、生活パターンを学習し、ほとんど使わない時間帯を見つけ、自動で便座の温度を下げたり、切ったりするなどの節電機能もある。

トイレという一つの部屋

新築の場案、トイレは1帖前後のスペースを取り、一つの部屋としてみなすニーズも増えてきた。サニタリー空間と一体化したプランやトイレ空間をより居心地のよい部屋とする考え方が浸透してきたということだ。そのため機器の設置場所が自由になって、収納や手洗い場なども取り付ける。

各社スタイリッシュなコーディネートを用意。その家の雰囲気にあった部屋をカスタマイズすることができる。TOTOの加藤さん(前出)は、「20、30代の人には落ち着いた木目調が入ったもの、40代ぐらいになってくると落ち着いたシンプルモダンのタイプを好む人が多い」なのだそう。

かつて便器は個性を排した製品がほとんどで、消費者にとっても選択肢はそれほど多くなかった。だが、多様化する機能やデザインにより、インテリアをコーディネートする感覚で、消費者も選ぶような時代になってきたと言えるかもしれない。一度、モデルルームに足を運んで、年々進化する機能や、スタイリッシュになっていくトイレを、目で見て確かめてみてはいかがだろうか。

メーカー問い合わせ先


TOTO
0120-03-1010
http://www.toto.co.jp/


松下電工
0120-878-365
http://www.mew.co.jp/


INAX
0120-1794-00
http://www.inax.co.jp/


大和ハウス工業
0120-590-956
http://www.daiwahouse.co.jp/

山田 いつき

1974年生まれ。大学卒業後、OLを経てフリーライターに。ビジネス誌や住宅専門誌、PC誌など、幅広いジャンルでの取材・執筆をてがける。

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