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料理家 ケンタロウに聞く(前編)

2006年9月28日

(インタビュー・文=坂口 さゆり 写真=小川 拓洋)

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男の家庭料理。今でこそ当たり前のようになってきたが、これほど一般的になったのは、やはりこの人の影響が大きいだろう。

料理家・ケンタロウ。料理研究家・小林カツ代を母に持つ彼は、母の料理で育ち、手伝いをし、学んできた。

手軽に簡単に作れる料理は多くの女性たちに支持され、男性ファンも少なくない。その魅力をたどってみると、どうやら、「何より食べることが大好き」という“食の原点”に秘密がありそうだ。

「そもそも料理は食べるためにある。仕事は料理家ですが、僕の場合、食べることありきですね。初めてキッチンに立ったのは1歳半。2歳で米を量っていました。そのころの写真が今でも残ってます。食べることが好きだと自覚したのは、幼稚園くらいかな。唐揚げとかハンバーグとかソーセージとか。子供らしい普通なモノが好きでした」

そんなケンタロウが掲げる料理のモットーは、「簡単でおいしくて洒落っ気があって現実的なもの」。その真意を聞いてみると、予想外の答えが返ってきた。

next: 料理とは現実的なもの…

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