観ている人への応援歌のような映画にしたかった
「カッコイイ人しかできない仕事というものも、もちろんあるでしょう。でも、カッコイイならいいで、思い悩むこともあるんだろうなと、そう思ったんです」
しかしそう語る鈴木自身には、容姿のコンプレックスはないという。
「モテはしなかったけど、女の人を楽しませるのは得意だったので(笑)。逆に、カッコイイと大変だろうなと、ずっと思っていました。カッコイイから幸せになれるというわけでもないですし」
曰く、「僕はとてもポジティブな人間」。
たしかに、驚くほど肩の力が抜けていて、周囲の評価に一喜一憂するような“ブレ”を感じさせない。つまり、自分に自信があるということなのだろう。
『ハンサム★スーツ』には、そんな彼の“観客を励ましたい”という思いが強く込められているように感じる。
「観ている人への応援歌というか、そういう映画にしたかった。僕、映画の『ブリジット・ジョーンズの日記』がとても好きなんです。劇場でもみんなすごく笑っていて、くだらないんだけど背中を押される感じがありました。そんな映画を作りたくて」





